7月8日、静岡県浜松市のオートレース場で「鈴木選手」だけが出場するレースが開催されました。「鈴木さん」が日本一多い浜松市で栄冠を手にしたのは、どの鈴木選手だったのでしょうか。
落合健悟記者「ご覧の様に1枠からすべての選手の名字が鈴木です。この後、鈴木の頂点を決めるレースが行われます」
7月8日、浜松オートレース場で開催されたレース「鈴木選抜」。
「鈴木さん」の人口の割合が日本一の市で、市長の名字も鈴木の浜松市にちなんで企画されました。
男性「おもしろい企画だと思います。Q応援する時は?番号で言うしかない」
男性「鈴木同士でおもしろいですね。浜松は鈴木が多いんですよ。Q予想は?1着2着3着も鈴木です、オール鈴木です」
レースはもちろん、実況にも注目が集まるのがこのレース。
実況を担当する島田アナウンサーは「いつも通り」と気を引き締めます。
島田祐希アナウンサー「僕の中では、しゃべる側としてはそんなに普段のレースと変わらないと思ってしゃべります。もちろん、難しさは違ったりすると思う。その中で、僕のしゃべったことが後で、おもしろくなるならそれはそれでいいかなと」
そしていよいよ、出走の時間を迎えました。
「神セブンでもF1セブンでもなく、揃ったのは鈴木セブン7名の鈴木選手の中で誰が頂点に輝くでしょうか」
「鈴木7名による鈴木選抜スタートしました。10m並んだ3人の鈴木のスタート争い。最内から2番の鈴木か、外から4番の鈴木か、ここは外4番の鈴木、鈴木健吾が2番手につけます」
鈴木が連呼される中、レースは終盤に突入です。
「鈴木7名にによる戦いは今回こそ鈴木圭一郎に軍配が上がりそうです。鈴木健吾2番手、3番手鈴木章夫、ここは地元勢、上位独占、鈴木圭一郎、トップオブ鈴木!」
浜松支部所属の鈴木圭一郎選手が1着でゴール。前回の鈴木選抜で3着に沈んだ雪辱を果たしました。
実況にミスはなく島田アナも胸を撫でおろします。
島田アナ「難しかったですね、どういう風にしゃべろうとか頭の中でイメージしたことはいろいろあったんですけど、それができたかどうかは何とも…まあ、大きなミスがなくてよかったなと思います」
鈴木圭一郎選手「いつも緊張するんですけど、いつも以上に緊張しました。前回、3年前に鈴木選抜をやった時に負けてしまったので勝ててうれしかったです」
浜松オートレース場は今後も不定期ですが、鈴木選抜を続けていく方針です。
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